No.7

(1)  旦那が珍しく、会社の同僚の噂話しを私に聞かせてくれました。 結婚してもう5年立って、奥さんは子供が欲しくししょうがなくて、 それで産婦人科まで行って、旦那も調べてもらったらしいとの話しでした。 結局、奥さんも旦那も、二人とも異常はなくてどうもタイミングというか、 やり方が下手なんではという話しだったそうです。 「それで会社では、同僚で金を出し合って安産のお守りをプレゼントすることにしたんだ」と言います。 旦那は張り切って部屋にこもると、インターネットの通販で安産のお守りを注文していました。 数日たって、午後宅急便が届くと、包みにはなにも書いてなくて、品名にはコンピュータ機材と書いてありました。 宛名は確かに旦那の名前でしたが、一応は中身を確かめたほうがいいと思って、包みをほどいてみました。 すると中からでてきたのは木でできたこけしのようなものでした。 私はどうも変な形だと思ってよくよくみると、それは巨大な男根の根本に睾丸が二ついたもので、立てると男根が真上を向く置物でした。 私は、どうやらこれが旦那の言っていた安産のお守りらしいと気が付いて笑いが止まらなくなりました。 そのとき玄関のチャイムがまた鳴りました。 さっきの宅急便屋さんがまだ用事があるのかしらと思って開けてみると、 みすぼらしい身なりの中年の男性がドアを押さえながら、のぞきこんできました。 新聞の勧誘だとすぐ分かったので、断ろうとしましたが、男はドアを足で押さえて出て行こうとはしません。 そのとき、男がいやらしい口元で下に視線を向けました。 視線の先は、さっき届いたばかりの巨大な男根の置物でした。 男はドアを押し開けて、玄関に入ると後ろ手でドアの鍵を閉めました。 私はなにをされるか分からないと思い、必死ですぐ横のトイレのドアをあけると、 トイレに駆け込んでドアの鍵を閉めようとしました。 しかし、指が震えてどうしても鍵をかけることができませんでした。 男は力を入れてトイレのドアを開けて、なかに押し入ってきました。 熱く煮えたぎった欲望を前にして、私の心は逆らう気力を失いました。 私に抵抗する余裕を与えて、私を征服するのを楽しむかのように、男はゆっくりと私の身体を開いてきました。 逆らう気持ちが、諦めの気持ちに変わったとき、ふいに体中が喜びで震えてきました。 竜巻のような激しい勢いで吹き抜ける嵐の中では、もう逃げることもできませんでした。 私の体中に、欲望の電流が流し込まれて止まらなくなり、体中が許しを求めて震え始めました。 意志を失った人形の体を、女の宿命が支配し続けました。 天国に放り上げられた私の体は、最後の瞬間を求めて宙を舞い続けました。 男は私の身体を征服すると、最後の望みを打ち砕きました。

(完)

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